レキシントン−レキシントンの衛星写真

April 7, 2005

続きましてGoogle Mapsの感動的な機能によって、レキシントンセンターからレキシントン南部にかけての衛星写真を紹介します。

Map of Cambridge

写真右、中央よりやや上からアーリントンより続く道が南西へと走り、その後北西へと曲がっています。その道は、ボストンからケンブリッジを超えて続く、Mass.Ave.(マサチュセッツ・アベニュー)です。その道なりに、写真中央上部にあるやや自然の少ない場所、それがレキシントンセンターとなります。 センターにはいくつかのレストランやアンティークショップ(とくに行く価値はありませんが)などもあります。

センターを過ぎるとすぐに三角形の緑地帯があります。それがレキシントン・グリーン(レキシントン・コモン)でして、センターのほうを向いてミニッツマン(独立戦争時の農民兵)の像があります。それはボストン・コモンなどと比べてずっと小さなものですが、観光バスなどがこの公園の横に駐車している姿を良く見かけます。Mass.Ave.を道なりに進むと、この緑地帯の右側(北西)に行ってしまいますが、Mass.Ave.自体は左(西)に折れています。それを進んでいくと、車で10分も走らないうちにMass.Ave.の終わりとなります。Mass.Ave.はケンブリッジでは誰でも知っている中心の道路ですので、この辺で終わりになるのか、と感慨深いものがあります。

写真下、東西に走る高速道路はルート2です。中央よりやや左、そのルート2と交差して。南北に走る道路がWaltham Street。それを南に進むと、ちょうどこの写真の切れるあたりから、隣のウォルサム市になります(そしてウォルサム市に入ると、この道路はLexington Streetと名前を変えることになります)。Waltham Streetを北に進むと、レキシントン・センター(Mass.Ave.)までつながり、そこでこの道路は終わります。距離感としては、Waltham Streetを南から北上してセンターのT字路に着くまで、5分ほどといった感じと思います(徒歩では1時間半近くかかるかもしれません)。

バスなどでレキシントンを訪ねるには、Alewife駅からMass.Ave.沿いのバス(#62,#76)か、あるいは少々裏技ですが、ハーバード・スクエアからバス(#71)でWater Townの終着まで行き(バス料金を払う前に乗換券をもらう)、そこでバスを乗り換えて、今度は北Walthamへ向かうバス(#70A)に乗って(#70では北ウォルサムまで行きません。バスに#70と書いてあっても手書きで「A」という紙を運転手が付けていたりとそこはアメリカ的ですので、70Aを逃さないように注意:逃すと30分ほどは待たされるかもしれません−あるいは#70Aの始発はセントラルスクエアですのでそこからは一本で来ることができます)、トラペローという東西に走る道路とウォルサムストリートの交差点付近で降りると(このタイミングは結構難しいです)、そこはレキシントンの南となります(小さなスーパーマーケット、銀行などがあります)。そこから徒歩で5分ほど北上しますと、Avalonというマンション群が左に見えるので、そこでLEXPRESSというバス(30分に一本ほど)に乗るとセンターまで行くことができます。うまくいっても数時間はかかるルートです。

写真の中央、右側に魚のウロコのようなかたちをしたポンドが見えますが、その中央部分が白くなっています。ということで、この写真は2005年の3月ほど(冬の終わり)に撮られたものではないかと思います。2月にはまだ、そのポンドに乗っても大丈夫なほど厚い氷でした。ニューイングランドは多くが落葉樹です。この季節はすっかり緑がありませんので、写真では茶色に見えるのでしょう。5月になると新緑がサッと競うように現れ、毎日景色が変わることに気づきます。訪れるとすれば、この新緑と紅葉の季節がもっとも美しいでしょう。


Lexington
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