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JQGDPとJSNA四半期速報との比較

JQGDP-JSNA

2024年第3四半期実質GDP成長率の予測値比較 ―時間的経過に伴う改訂状況

JQGDP
出典

0. JSNA-QNA(内閣府経済社会総合研究所)、1. JQGDP(慶應義塾大学産業研究所 野村研究室)、 2. MRI GDP予測(三菱総合研究所)、3. 日本経済新聞社が集計した民間エコノミストのGDP予測(日本経済新聞)、 4. 林・舘GDPナウキャスト(林文夫、舘祐太)、5. ESPフォーキャスト(日本経済研究センター)、 6. GDPナウキャスティング(東京財団政策研究所)

JQGDPの四半期別経済成長率(製造業・非製造業)

・2024年第3四半期におけるJQGDP(1次予測)は、実質GDP成長率1.98%、名目GDP成長率4.76%(前期比年率換算、季節調整済)。
・製造業の寄与度は-0.32%と低下する一方、サービス業の寄与度は3四半期連続のプラス。
JQGDP

JQGDPの四半期別GDPデフレーター成長率(製造業・非製造業)

JQGDP


製造業による実質 GDP 成長率への寄与度(主要輸出製造業・その他製造業別)

JQGDP

実質 GDP 成長率への産業別寄与度の比較(産業大分類)

JQGDP

JQGDP-JSNA   

JSNA 生産 QNA

JQGDP-JSNA

JQGDPとは?

    JQGDP(日本の四半期GDP予測)は、その「1次予測」として内閣府経済社会総合研究所(ESRI)による四半期速報(1次速報)公表の二週間ほど前に、 その「2次予測」としてESRIの四半期速報(2次速報)公表の一週間ほど前に公開されます。 JQGDPは産業別の生産側からのアプローチによることが大きな特徴であり、(ダブルデフレーションによる)産業別付加価値価格指数とともに推計され、実質GDPは36産業別推計値からのトランスログ指数による集計値として求められます。 JQGDPの開発は、エネルギーコスト変化の把握に注力したECM(エネルギーコスト・モニタリング)と平行して実施され、2022年Q1推計値の公表(2022年4月)から開始しています。 月次GDP推計はよりチャレンジングな課題ではありますが、JMGDP(月次GDP推計)として公表しています。 JSNA四半期速報との比較から、しばらくはJQGDPにおけるフレームワークも改訂されていきますので、参考値としてご理解ください。

引用等に関して

   JQGDPで公表する著作物の著作権は、慶應義塾大学産業研究所野村研究室に帰属しますが、 出典に「慶應義塾大学産業研究所野村研究室JQGDP」と明記することにより、 自由に印刷・複製・引用・転載・データの二次利用などいただけます。 著作物の利用申込手続きは不要ですが、産業研究所事務室(sankenoffice@info.keio.ac.jp)まで ご連絡を頂けましたら幸いです。

アーカイブ

JQGDP1次予測 JSNA1次速報 JQGDP2次予測 JSNA2次速報 JSNA生産QNA レポート
2024Q3 2024年10月31日公表 11月15日公表 11月29日公表 12月9日公表 公表未定 [pdf]
2024Q2 2024年7月31日公表 8月15日公表 8月30日公表 9月9日公表 10月9日公表 [pdf]
2024Q1 2024年4月30日公表 5月16日公表 5月31日公表 6月10日公表 7月24日公表 [pdf]
2023Q4 2024年1月31日公表 2月15日公表 2月29日公表 3月11日公表 4月10日公表 [pdf]
2023Q3 2023年10月31日公表 11月15日公表 11月30日公表 12月 8日公表 1月26日公表 [pdf]
2023Q2 2023年7月31日公表 8月15日公表 8月31日公表 9月 8日公表 10月13日公表 [pdf]
2023Q1 2023年4月28日公表 5月17日公表 5月31日公表 6月 8日公表 7月21日公表 [pdf]
2022Q4 2023年1月31日公表 2月14日公表 2月28日公表 3月 9日公表 4月11日公表 [pdf]
2022Q3 2022年10月31日公表 11月15日公表 11月30日公表 12月 8日公表 1月27日公表 [pdf]
2022Q2 2022年7月29日公表 8月15日公表 8月31日公表 9月 8日公表 10月14日公表 [pdf]
2022Q1 2022年4月30日公表 5月18日公表 5月31日公表 6月 8日公表 7月15日公表 [pdf]