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JSNA(日本の国民経済計算)
o 国民経済計算(JSNA)(内閣府 経済社会総合研究所)
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年報(JSNA-ANA)
2000年基準。2005年基準改定は2010年になります。
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四半期(JSNA-QNA)
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民間企業資本ストック(GCSPE)
JSNAファミリーですが、正式にはその外側です。2009年現在、内閣府ESRIでは、JSNA体系内での新しい資本ストック統計の開発に向かって、調査研究が実施されています。
現在、統計委員会の国民経済計算部会のもとに勘定体系・新分野専門委員会、生産・支出専門委員会、財政・金融専門委員会、ストック専門委員会が設置されています。JSNA(日本の国民経済計算)の基準、今後の改訂などについて議論が行われています。
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産業連関表
o 産業連関表 (総務省統計局)
関係省庁によって5年に一回、合同で推計される基本表、および3時点の基本表を接合した接続表(名目・実質)。基本分類(もっとも細かい分類)での表は現在のところ(販売されており)公開されていませんが、集計した表であればダウンロード可能です。
⇒ 日本の基本表・接続表の歴史は経済統計Tips参照。
o 延長表・簡易表 (経済産業省)
基準とする基本表での基本分類に対応した時系列産業連関表。2000年以降は「簡易表」と名称を変え、基本分類での推計は生産額、輸出入額のみ。数値改訂はなく、中長期的分析には要調整。HPの情報は1990年代以降のものであるが、延長表の推計期間は1973-99年。簡易表は2000年以降。
o 平成7年基準改定SNA産業連関表 (内閣府 経済社会総合研究所)
平成12年基準改定SNA産業連関表 (内閣府 経済社会総合研究所)
国民経済計算との整合のとれた時系列産業連関表(名目および実質)(基準改訂・数値改訂に注意)。
o 国際産業連関表 (総務省統計局)
日米国際産業連関表、日・米・EU・アジア多国間国際産業連関表、日欧(英、仏、独)二国間国際産業連関表など
o 建設部門分析用産業連関表 (国土交通省)
基本表での建設部門の細分化と組替えをおこなった、基本表の情報を補完できる部分表。社会資本の分析用に、手元には1970年表からありますが、おそらく1970年が推計開始年次。
o 情報通信産業連関表 (総務省 情報通信統計データベース)
基本表での情報通信関連部門の細分化と組替えをおこなった、基本表の情報を補完できる部分表。手元には1980年表からあるので、推計開始年次はそれ以前。
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価格統計
o 企業物価指数(CGPI)(日本銀行)
2000年基準から大幅改訂にともなって企業物価指数へと名称変更。基準はラスパイレス指数であるが、ラスパイレス連鎖指数、年ウェイトあり。
o (旧)卸売物価指数(WPI)(日本銀行)
HPには1985年基準から1995年基準まで(2000年基準からCGPIへ)。それ以前の基準を公表してくれると(あるいは長期遡及をしてくれると)便利ですが・・・。
o 消費者物価指数(CPI)(総務省統計局)
o 建設工事費デフレーター(国土交通省 総合政策局情報管理部建設調査統計課)
o 市街地価格指数(日本不動産研究所)
o 田畑・山林価格調査(日本不動産研究所)
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人口・労働・賃金
o 国勢調査(総務省統計局)
o 住民基本台帳人口移動報告(総務省統計局)
o 毎月勤労統計調査(厚生労働省)
o 労働力調査(総務省)
o 就業構造基本調査(総務省)
o 労働統計データ検索システム (労働政策研究・研修機構)
独立行政法人 労働政策研究・研修機構(The Japan Institute for Labour Policy and Training: JIL)による毎勤や賃金センサスのデータベース。
o 将来推計人口データベース (国立社会保障・人口問題研究所)
日本の将来人口、世帯数の推計、地域別(都道府県・市町村)。主要国の将来推計人口
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サービス・貿易・その他
o サービス業基本調査(総務省統計局)
o 商業統計調査(経済産業省)
o 特定サービス産業実態調査(経済産業省)
o 特定サービス産業動態調査(経済産業省)
特サビ動態は売上高上位企業に対する月次調査。特サビ実態はよりカバレッジの広い年次調査。
o 貿易統計(財務省/税関)
o 家計調査(総務省統計局)
o 全国消費実態調査(総務省統計局)
o 学校基本調査(文部科学省)
o 科学技術研究調査(総務省統計局)
o 社会生活基本調査(総務省統計局)
o 農林水産省統計情報データベース(農林水産省)
o FAOの海外農林水産統計(農林水産省)
o エネルギーバランス表(資源エネルギー庁)
2001年に大幅な改訂がおこなわれており、その詳細は「総合エネルギー統計の解説」(RIETI 戒能氏)。
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資本関連
o 工業統計調査(経済産業省)
o 法人企業統計調査(財務省)
o 個人企業経済調査(総務省)
o 設備投資調査(経済産業省)
o 機械受注統計調査報告(内閣府経済社会総合研究所)
o 事業所・企業統計調査(総務省統計局)
o 住宅・土地統計調査(総務省)
o 交通関連企業設備投資動向調査(国土交通省 総合政策局 情報管理部 交通調査統計課)
o 土地総合情報ライブラリー(国土交通省 土地・水資源局土地情報課)
o 特定サービス産業実態調査(経済産業省)
o 情報処理実態調査(経済産業省)
o 科学技術研究調査(総務省統計局)
o 本邦鉱業の趨勢(経済産業省)
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地方自治体の統計データ
o 京都府
なかでも長期時系列統計表は昭和30年代ころまで整備されて、しっかりしています。
o 東京都
o 大阪府
o 北海道
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分類など
o 日本標準産業分類(総務省統計局)
2002(平成14)年3月改訂(2002年10月調査から適用)。国際標準産業分類(ISIC)は ここ (UN)へ。
o 日本標準商品分類(総務省統計局)
1990(平成2)年6月改訂。分類検索システムがあり、英語訳もあるので便利。
o 日本標準職業分類(総務省統計局)
1997(平成9)年12月改訂。2009年現在、JSCOの改訂に向かって議論が進行中。
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国際標準職業分類(ISCO)はここ (ILO)へ。
慶應義塾大学産業研究所
野村浩二