長期産業別生産性統計(KLEMSデータ)
慶應義塾大学産業研究所野村研究室では、長期にわたる日本経済成長に関する詳細を描写した産業別生産性統計(KLEMSデータ)であるKEOデータベース(KDB)を構築しています。
KDBは1980年代より黒田昌裕先生を中心として産業研究所で構築されてきた生産性データベースであり、一般均衡モデルの構築やさまざまな経済分析に利用されてきました。大きな構造上の改訂は、1990年代初め(固定資本ストックマトリックスの導入)、2000年代初め(IT製造業の分割)、2010年半ば(詳細なエネルギー消費表の導入)に実施され、またそれ以外にはさまざまな拡張・改訂をしながら、長期生産性統計として現在まで更新されています。(科研費など外部資金に依存せずに独自研究として構築されてきています)。
2024年は、1955–2022年の68年間をカバーするように更新中です。